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自己実現/幸せを探求する現代人へ。ぼくの生き様から勇気のカケラをとどけたい。やる気の出し方(自己分析、就職活動、転職活動、人生/学び全般への向き合い方)・教育・仕事術・育児・サーフィン での気づきと学びを届けます。

効果的なフレームワーク思考(代表格の使い方)

前回はロジカルシンキング

本質について触れましたが

yamasanword.hatenablog.com

 

 

今回はその骨格をなす

フレームワーク」思考に

ついて、

 

仕事シーンでよく

使えるものをお伝え

したいと思います。

 

フレームワークって

ググるとものすごい量

出てきますし、

 

グロービスなどでも

栄枯盛衰、

その時代ごとに

流行り、廃りも

あったりします。

 

「今の担当タスクを進める

ためにはどれを活用したら

良いんだろうか?

そもそもこの思考法を

どう活用すれば、

どんな効能が得られるの?」

 

と迷ったり、悩んだり

したことってありませんか?

 

先輩や上司の見よう見まねを

してみて、なんとか出来た、

とかそういう経験ありませんか。

 

要は、

ものごとの考え方や見方の

切り口をどういう

分け方にするか

という着想パターン

なので無数にあってしかりです。

 

まだ若手のうちなら、

もしくは若手を育成している

というのなら、

 

実は、これから紹介する

フレームワーク思考だけ

まずは身につけると

格段と仕事の質が変わるんです。

 

では、まいりましょう。

 

 

二つの案をしぼりたい時のフレームワーク

 

あなたが、立案者だとしても、

案の採用者だとしても

同じ思考です。

 

ぜひこの「フレーム」を

おぼえておいてください。

 

その名も

 

『QCDR』

 

です。

 

Q・・・Quality(品質)

C・・・Cost(コスト)

D・・・Delivery(納期)

R・・・Relation(関係性)

 

というわけですが、

これをどういう風に使うのか。

 

たとえば、あなたが、

A案とB案の二つを

相手に提示し、どちらかを

採択してもらいたい場合、

 

相手に意思決定しやすいように

両案ともQCDRごとに

メリットとデメリットを

可視化しておけると

わかりやすいんじゃないでしょうか。

 

なので、次のように

“フレームを切ります”

枠組みを可視化する

ということ)

 

このグルーピング作業

そのものが

フレームワークです。

 

フレーム思考して

ワークするということです。

 

f:id:yamasanword:20200429170428p:plain

 

この図どうでしょう。

 

まさに、エクセルのグリッドの

ごとく、線引きされて、

領域が分けられていて、

情報が整理されていますよね。

 

分ける=フレームワーク

 

と覚えて下さい!

 

 

提案する資料とセットで、

別紙にこういった思考の痕跡や

分析資料を添えながら

伝えることも可能です。

 

プレゼンであれば、

セリフ構成の中に

分析結果で強調したい部分を

とりこんでおく時も楽です。

 

この定番の

QCDRという切り口に

メリデメをかけ合わせると、

今回のような思考の枠が

出来あがったというわけです。

 

はい。

勘の良い方は

気づきましたかね。

 

そうです!

なにも、QCDRだけでなくても

よいのです。

メリデメとかけ合わせなくても

よいのです。

 

今あなたが考え抜きたい対象に

合いそうな項目で、

ひとまず切り口の枠組みを

おもいきって切ってみて

ひとりブレストできれば

なんでも良いのです。

 

つまり、

フレームワークには

正解は無いんです

 

  • 人ーモノーカネ
  • いつーどこでーだれがーどのように
  • 対顧客ー対従業員ー対下請け
  • 緊急度合いー重要度合い
  • わくわくするーわくわくしない

 

二択だろうが五択だろうが、

二次元だろうと三次元だろうと

すきなように考えて良いんです

 

この

「切り口のひらめき」

こそが、その人の

ビジネスセンスだったり、

オリジナリティだったりするのです。

 

途方もない実務経験を

積んでいないと養えないと

感じますか?

「ひらめき」なら、自分でも

けっこうできそうかも、

と思いませんか。

 

どんな業務にもこういった

思考手順をふむ過程って

ちょっと楽しい部分だったり

しますよね。

答えの無いことに

同僚とあーだこーだ言っている

のが楽しいのに似ていませんか?

 

あくまでも思考って、

ひとりでやっても、

複数でやってもルールがないので

楽しみましょう!

 

「行動はルールに従わねば

ならないが、思考は、

ルールを飛び越えて

無限にめぐらせよ」

 

というわけで

 

 

フレームがひらめくセンスの磨き方

 

いきましょう!

 

方法を2つ紹介します。

 

何も、スクールに通うだけが

方法ではありません。

 

見渡すといたるところに

切り口や組み合わせの

痕跡があるんです。

 

まずは、

 

①.上司や先輩のアウトプット物

 

パワポにしてもエクセルにしても、

メールの文章ですら、

その資料構成に目をやると、

「視点」の粒の出そろい方

グループがあったり、

規則があったりするので、

こういう目線でぜひ見てみて

ください

 

ぼくは、成果物となる前の

上司のメモ書きや

下書きなどもみせてもらって、

どんな風に資料を考えたのか

直接きいたりもしました。

 

もちろん、面識がない人の資料や、

全社配信される資料なども、

こんな切り口で情報を整理している

のかなぁ、とみてみてると

とっても刺激的な切り口や

分け方に出会えたりするものです。

 

 

②.自身の購入体験時

 

あなたが、商品を買ったり

サービスを申し込んだりする時に、

 

店員さんから説明を受ける内容や、

見せてもらうパンフレット、

 

これらも切り口や分け方に

神経を集中させ

情報の整理のされ方

を見てみると、

様々な見方、切り取りかたに

出会えます。

 

そして、自分が

この商品の開発者だったら…

販売者だったら…

広告担当だったら…

と想像をめぐらすとさらに

 

「こんな切り口も

考えられるのでは!?」

 

なんてはっとして、

なんだか、天才になった

気持ちになれますよ。

 

また、パンフレットも

機能比較一覧を見るとき、

 

例えば、

その情報の解決したいテーマを

言語化すると…

 

「コスト」「利便性」「持久性」「独自性」

などといった視点が組み取れたり、

 

購入者の

「物質的メリット」「精神的メリット」

という分類になってるなぁときづいたり。

 

けっこう面白いです。

 

そしてここで言いたいのが、

 

こうした

 

疑似アイデア出し経験

疑似分析経験

疑似コンサルタント体験

 

が、自身のひらめきの

引き出しを無意識のうちに

拡充してくれるのです!

 

☆☆☆☆

 

まとめ

 

★ひとまず「QCDR」×「メリデメ」を

日々のありがちな

提案業務や分析業務に

活用してみる。

 

(壮大なプロジェクトでなくてもよいです。

課の業務分掌どうしよう……とか、

自分の今年のキャリアプランどうしよう……

とか、身近な対象で良いです。)

 

とにかく、切り口ごとに分けて可視化するという

フレームワークに慣れるという経験だけすること。

 

 

★切り口や分け方、軸の

出し方や引き出し、パターンは

足元にころがっている。

 

(あなたのビジネスセンスはなにもビジネスを

する中だけしか磨けないということは無いのです!

 

日々の買い物、

日々の接触相手の発信、

 

そんなものがこちらの見方次第で、

フレームパターンを養ってくれます。)

 

以上が、今回伝えたかったことです。

 

ロジカルシンキングもそうですが、

あまり肩肘はらずに、

 

半系5メートルくらいの

感覚の対象をつかって、

 

本質的な部分だけちょっと

体感できれば、

 

あとは次の仕事で

勝手に自分で応用をきかせて

思考力がグングンあがっていきますよ!

 

自分の成長の可能性を

信じて頑張ってください。

 

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最後に

 

「身近な対象」を時間や空間をずらして捉えると、

こういった歴史や文化といった教養からも

フレームパターンに気づけます。

奥ゆきのあるフレームワーク

身につけたい方は読んでみるといいですよ。

 

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