※本記事の執筆時点、2020年5月12日。14日に政府が新型コロナによる緊急事態宣言の解除方針が発表されようとしている時期となります。その後社会状況の変化に応じ、修正更新しています。(2020年12月時点)
2020年卒業の新卒(20卒)は、
入社式が中止になったり
オンラインで実施されたり。
せっかくの社会人デビューは、
在宅ワークでのオンライン研修から
スタートというケースも多かったですね。
そんな彼らが、
まもなく、実際のビジネスの
リアルな現場に立てる時が
やってきたのかきていないのか!?
(やってきそうなの!?)
で活躍できていたり、できていないままだったり。
次の世代(21卒以降)もどうなることやら。
憧れのオフィスや、ビジネス街を
颯爽と歩けるようになる(ならなそう…)
ちょっとだけそんな期待を
抱ける今日このごろ。
抱けたのも束の間
第二波,第三波と。。
当面インドアなワークスタイルのフレッシュマン時代が続くのでしょう。
しかし、当人達のなかには
この数カ月の
ここまでのオンライン対応や在宅執務を通して、こんな不安を抱いている若者も多いんです。
『実際に会社で先輩たちといっしょになって働くイメージはまだわかなくて、「出勤せよ」となったらそれはそれで不安です。』
『オンライン対応や、コロナ対策への会社のスタンスを見ていて、本当にこの会社で大丈夫かちょっと不安になってきた。』
『社会人なんだ、というピシっとしたメリハリ、自覚を持つ機会がないまま、だらだらきちゃっている。こんな自分で出勤して仕事は務まるのだろうか。』
なるほど。
たしかに共感できますね。
前代未聞のフレッシュマン心理ですもんね。
ぼくなら、
スーツ着る気起きない。
とか、
先輩に目つけられずに
このままひそかに仕事できたらいいな。
とか
在宅ワークがデフォルトの業種も
悪くないかもな。
とかとか…
考えちゃうかもしれません。
「よし!念願の出社じゃー!
バンバンやったるでー!」
って緊急事態宣言が
解除されたからって、
コロナが落ち着いたからといって
それがやる気の引き金には
絶対ならないと思う。。。^^
前述の新卒組のように、在宅業務明けに対する不安や倦怠感があるのであれば、リアル出社の前に
★すこしでも安心ができる
★リアル勤務での成長イメージがわく
★今まで以上のやる気が引き出される
そのための
こころ構えがあるので
ぜひ参考に目を通して
おいてほしいです。
いきます! 題して、
コロナ世代新卒がリアル出社前に準備しておく心得8選
表現を“家訓”っぽくしようとしたら
以下は偉そうになってしまってゴメンなさい。
~その1~
何があっても新人であるうちだけは「注目」の的になる。注目されているうちに、自ら積極的に働きかけよ。
(時がたってからでは、抜きんでた成果を出す以外に注目してもらえることはないからです。凡人だと誰も振り向いてくれなくなるものです。)
~その2~
君が経験してきた事、成し遂げた事、知っている事は、今日からは何の役にもたたないと心得よ。一から学ぶ姿勢をもち、失敗しながら学びなおすつもりで今日を生きよ。
(出会う人の価値観も能力も人数も、学生という枠組みでは計り知れないボリュームとなります。学生時代のポジショニングや固定観念は成長の妨げにしかならないという事実を知っておいて下さい)
~その3~
会社が期待していることは、君が会社に貢献してくれることのみだ。会社に貢献するとは、会社がかかげる目標やヴィジョンを果たそうとすることだ。
(今一度、この会社で果たせること・果たしたい事を、君がやりたいことでなく主語を会社にして、考え直し深い共感と共鳴を心のうちに宿らせておければ、全ての行動や仕事の意義を見失わないでいれるということです。)
~その4~
上司・先輩の話を聴くときは、鵜呑みにせず、YESマンにはなるな。
(一見、「わかった」となるし、「承知しました」と反応してしまうが、本当に理解しているのか冷静に自問自答し、理解していないならその場でYESをせずに、質問をした方がよい。質問が意欲とみなされる新人のうちに疑う目を養おう。たとえば、会議では必ず質問を一回はするとかそれくらいは必要だと心得ましょう。)
~その5~
早起き・朝食・週1以上の運動を怠るな。
(ビジネスマンとは、 busy「忙しい」と ness「事」の結合語です。忙しい事がこの先ずっと続きます。身体が資本です。健康であることが最大のスキルであるということをはじめから理解しておいてほしいのです。)
~その6~
師(メンター)は必ずいる。それを見つけよ。
(この人仕事できるな、尊敬するな、かっこいいなと感じた人3人に対して関係性を深められないかアプローチしてみてほしい。そのうちひとりはメンターとなる可能性が高いです。)
~その7~
月に1度は社外の人と交流する時間を求めよ。
(社内でしか通用しない人間になっても意味がない。会社人ではあるけれど、社会人なので、知らない社会と接続する機会を意図的にとりいれ、糧としましょう。)
~その8~
引っ込み思案は敵、積極果敢は味方
(やりたくない、できそうもないと思ったことほど、今の自分に必要なことだったりします。とにかく「勇気」を出してほしい。自分が持っている隠れた才能を自覚してほしい。勇気を信じて最前線でがんばりましょう。)
いかがでしょうか。
かなり抽象的ですよね。
なんか体育会っぽいですかね。
昭和チックですかね。
これはリクルート時代にぼくが教えてもらったもののひとつです。
時代が変わろうと、
働く場所がオンライン上でも
リアルな場面でも、どんな国であっても、
人が泣く時と笑う時は変わりません。
このように、ビジネスにおいても
普遍のマインドは存在し続けています。
あなたが、健全で
たくましい精神と健康な身体で
あることは共通で永遠の必須要件です。
また、
コロナ禍新卒の方は、
もう充分にオンライン研修や
在宅ワークの中で、
左脳(ロジック)を酷使
してきたはずです。
知識は備わったのに
実働へのワクワクが
アガりきらないなら、
右脳(パッショナブル)に刺激も
あたえ、考えるのでなく感じることで
心を整えてほしいです。
リアルな最前線で
活き活きと健やかに振る舞える様に。
ここまで生きてきた
あなたなら大丈夫です。
きっと現場に配属されても
自己肯定感を維持して
たのしい社会人ライフがおくれます。
さぁ、期待を取り戻し、
緊張感を取り戻し、
本当のデビューを飾りましょう!
★★★
社会に出たての数年以内に
絶対読んでおくべき唯一の
自己啓発本について
語った記事があります。
よかったら読んでみてください。
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