こんにちは。ヤマサンです。
今回は、ぼくが長年ビジネスでもプライベートでも愛用しつづけている腕時計の電池交換のやり方を紹介します!
「えっ? 自分でできるの!?」
「修理屋さんに持っていって交換すればいいでしょ!?」
「電池交換不要の腕時計にしたら!?」
ありがとうございます!
はい!それでも紹介させてください。
というのも
実はぼくが愛用している腕時計はいわゆる「カジュアルウォッチ」
1000円台からある吊るし売りのような部類です。
オマケや景品、ゲーセンで取れたりするような「アレ」です。
カジュアルウォッチの奥深さはこちらで
ぼくみたいに敢えてこのての腕時計にこだわっている方へ知っておいていただきたいのです!
- 電池交換代で同じモノがもう一度買えちゃうけど……
- もし自分で交換できたらラクなのに…
- この腕時計が好き!変えたくない…
いつもこんなモヤモヤを抱えながらもしぶしぶ修理屋さんへ持っていったり、同じ腕時計を調達し続けているあなた!
これを知ればもう大丈夫!
- 無駄に費用をかけることはなくなる!
- 修理屋にいく手間も、再調達する時間も不要になる!
- 安物!?にこだわるが故のジレンマから解放される!
- その腕時計に今以上の愛着が増しちゃうっ!
お金、時間、高揚感がプラスになること間違いなし!
※これからお伝えする手順は、万が一壊れても自己責任ではあります。腕時計というものは一般的には修理屋さんに電池交換を頼むのが前提の商品です。でもぼく自身が失敗せずやり続けてこられ、本当に簡単で安全でコストもなしと判断した内容なのでぜひ参考にしてみてください!
※ぼくが愛用する『CASIOカシオ 腕時計 スタンダード MQ-24シリーズ(通称:チープカシオ)』という背面蓋がコジ開け式のタイプで、中での電池の固定のされ方も複雑でない仕様になっている商品での手順です。(チープカシオがどれだけ有能でなぜぼくを虜にしているかという話は電池交換手順のあとにオマケとして書きました。ご興味いただけた方はぜひ読んで頂けたら嬉しいです。)
それではまいりましょう!
- 手順①:準備(電池を調べ、買っておく)
- 手順②:平らな場所に電池の切れた腕時計を用意
- 手順③:背面蓋の上と下をマイナスドライバーでコジ開ける
- 手順④:電池を取り出す(ツメをずらす)
- 手順⑤:電池を取り出す(電池本体のすくい上げ)
- 手順⑥:新しい電池を入れる
- 手順⑦:ふたをかぶせ閉める
- おまけ:カジュアルウォッチ愛
手順①:準備(電池を調べ、買っておく)
腕時計の電池の種類はとてもたくさんあります。
ある意味ここをクリアできれば自分で交換できたも同然です。
調べ方はいくつかあります。
・取扱説明書が保存してあったら見る
・メーカーのHPで調べる
・オンラインショッピングページの詳細欄や仕様欄を見る
・ググる
・量販店や修理屋さんに電話し腕時計の型番を伝え、回答してもらう
・量販店や修理屋さんに出向いて腕時計をみせて電池は何か調べてもらう
・先に蓋を開け電池を取り出して実物で確認する
大好きな『CASIOカシオ 腕時計 スタンダード MQ-24シリーズ』の電池の型番は【SR626】なのでこれを買っています。
なんと、
「DAISO」で100円です!
腕時計用のボタン電池は、100均やホームセンターで、よく使われている型番なら普通に売られています。Amazonなどでも簡単に購入できます。
カジュアルウォッチだとこういう点でも電池が出回っているのでうれしいですね!
(100円なら数個買っておけば10年くらいはその腕時計を使い続けられるってねw)
また、
はじめて自分で電池交換をしてみる
という方は、手元に工具(細くて薄くて固い棒やヘラ)はありますか?
お持ちでなければ「DAISO」で電池といっしょにこちらの「精密ドライバーセット」も100円で買っておくとカンペキですよ!Amazonなどでも簡単に変えます。(使い方は後述します)
以上!
【初期投資】
・精密ドライバー:100円
・電池:100円
【交換2回目以降】
・電池:100円 のみ
修理屋さんで電池交換をたのむと、このてのタイプの腕時計は安くても600円~1200円が相場でしょう。
参考:ビックカメラは電池交換が1030円。ぼくの腕時計と同じシリーズの色違い(MQ-24-7B2LLJF)が横で1030円で吊るし売られていましたね。
電池と工具を持ったら
手順②:平らな場所に電池の切れた腕時計を用意
この記事の写真は「カフェ・ヴェローチェ」の丸テーブルでの作業風景です。
このくらいの広さで十分です。
ぼくが愛用する中で ヘビロテの「スタンダード MQ-24-1B2LJF」です。
この色が… などなど語りたいですが… どんどんいきます! ↓↓
手順③:背面蓋の上と下をマイナスドライバーでコジ開ける
コジ開けるといってもこのようにさしこみ、ベルトにドライバーが接するくらいまでテコの原理で蓋を持ち上げる要領です。
※ここで使うドライバーばマイナスの1.6㎜サイズです。(セットの左から3番目)これが一番調子イイですよ。
下側も同様に
すると、蓋がフワっとハズれまず。
蓋はそっと指でもちあげ、そっとひっくり返し、そっと脇においておいてください。
<注意>
※蓋の淵に円上に細い黒いゴムがついており、これがパッキンなので、取らないようにだけ注意しておきましょう。
※蓋の上下も忘れない様にのけておいてくださいね。閉めるとき上下がさかさまになってはならないので。
さぁ!
時計の中身に感動しながらも、電池を見つけましょう。
ありましたね!
手順④:電池を取り出す(ツメをずらす)
下の写真で水色で囲われたところ。
電池が浮かない様に電池の右側に非常に薄い金属板のツメがかかってるんです。
この数字の「1」みたいな形状のツメを、電池側から右へと ❝軽くひっかく❞ 要領でぴっとズラしてみてください。さきほど使った「精密ドライバー」かつま楊枝などでかまいません。
すると、電池の右側が浮き上がってきます。
そしたら
手順⑤:電池を取り出す(電池本体のすくい上げ)
あとは指で電池を取り上げるだけです。
人差し指の腹でヒョイっと下から上へ優しくはらい上げる感じで取り出せます。
(ぼくは手先が震えちゃう体質なのでつま楊枝ではらい上げてます。さっき使った精密ドライバーでもいいでしょう。)
いよいよ…
手順⑥:新しい電池を入れる
電池のプラスマイナス(裏表)に注意して、
電池の左側から沈めます。
(電池左面を覆うツメの方が大きいのでこっちの下側に電池の左側を先に入れる、という感覚です。)
すると、右側が浮き斜めの状態にいったんはなりますが、
上からゆっくり押しこむと右側も沈んで平らに収まり右側も取り出すときぴってズラした「1」形状のツメがかかってくれます。
(なぜか電池を入れるときは、右側のツメは外した時の様に右にズラしながら電池を押し入れなくても、電池を押すだけてカチっとはまってくれるんです。)
さいごに。
手順⑦:ふたをかぶせ閉める
真上から平行に蓋をのせ、
下側、上側と順番に指で押していきます。
下側の時は音はしませんが、上側を押したらカチっといい音がしてきちんと閉まったことがわかるでしょう。
これで電池交換は終了!
表にひっくりかえして秒針が動いていれば成功です!
動き出していれば、
あとはリューズ(龍頭)を引き出しクルクルクル。
時刻を合わせて作業完了!お疲れさまでした!
ここまでで、5分もかからないですよ!
(同じ腕時計しながら電池交換してたんかーい!!
はい!好きなもので!予備がないと落ち着かなくって!)
最後に!
お時間のある方はぜひ、ぼくがチープカシオを使い続けている理由についてこれから語るのでお付き合いいただけたらうれしいです。(言いたいだけなんです。こっちも5分もかかりません!)
おまけ:カジュアルウォッチ愛
今回作業風景に登場したのはこちらの「CASIO ウォッチ スタンダード」シリーズ
の❝アナログ❞デザインの中の「黒色と金色」を基調にした「MQ-24-1B2LJF」という腕時計です。
ぼくがこの腕時計を愛用する理由は5つです。(かなり私情をはさみますがw)
①チープカシオは見やすい上にTPOをわきまえる!
今何時なのか瞬時にわかる文字盤の大きさとコントラストです。
この点でこんなメリットを享受しています!
- こちらが時間を気にしてチラチラ時計をみているそぶりを最小限に小さい挙動で(0.1秒未満の視線外し)おさえられ、相手に感じ悪い印象を与えません!
- 老眼になりかけてても余裕で目視!いまのところ、腕がどの距離にあろうが時刻を読み間違えたことはないです!
- 仕事がら、お客様との商談があるサービス業ですが、相手に敷居を高く感じられることも貧乏くさく思われることもないです。さりげなさ過ぎて、腕時計(見た目)でマウントとられたり、偏見を持たれることはなく、スムーズに商談が進められています。
- 色を選ぶだけで、フォーマルでもカジュアルでもどっちでも通用します。服装は何にでも合います!
②チープカシオは軽くてタフ。肩こり知らずの1000円台!
- たった20グラムですよ!
- 金属の腕時計から変えた時、何もつけていないくらいのリラックスを味わえました。(もう、ピッコロが道着をボンって脱ぎ捨てた感じ!)これだけで朝に装着して仕事へ向かう力がみなぎります!
- だから長時間つけっぱなしでも、残業デフォルトでも肩こりの原因にならない!
- 思わぬ衝撃(ドアの淵にぶつけちゃったり)でもガラスでないから傷つきにくい。こちらも相手(物)も傷つきづらいです。スポーツに着用していてもバンドがゴム製だから相手を傷つけませんね。
- たとえチープカシオが傷ついても1000円台だし、痛くもかゆくもありません!
③チープカシオは清潔!
- 皮製のバンドだと、蒸れたり夏場は汗ばんだりで匂いが発生します。でも、ゴム製のバンドで生活防水機能もあるので匂いが付きづらいどころか、たとえ汚れても洗い落としやすいのなんの! 職場の女性にスメハラで訴えられることはないでしょう!
④チープカシオは自分で電池交換できるモデルがある!
- この記事の通り、アナログのスタンダードモデルは自分で電池交換できちゃいます! すべて100均でそろうのでコスパ最強です!
- 自分で交換しているという事実が、愛着を倍増させ、エコ過ぎる自分に自己肯定感MAXです!
⑤チープカシオは本質を極めた人ぶれる!?
高級時計が一流の身だしなみとして当たり前なのもわかります。毎日使うのものこそ投資を惜しまず価値を享受するのがデキる男の考え方です。
でも!
本当に価値あることは何なのかを見極めたり、極限まで無駄をそぎ落とし、最小限の投資で最大限のメリットを追求したりする姿もまた一流のデキる男ではないでしょうか。誰かと腕時計の話になった際、カジュアルウォッチを熱く語れる男はかっこいいですよ!
★★★
以上、
「この腕時計じゃないと身体がもう受け付けない!」
そんなぼくからの情報をお届けいたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この時間も自分の寿命を使っているという貴重な消費です。
そんな「時(とき)」をいっしょに刻む腕時計への接し方、ぜひこだわりがある方は教えてください。