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自己実現/幸せを探求する現代人へ。ぼくの生き様から勇気のカケラをとどけたい。やる気の出し方(自己分析、就職活動、転職活動、人生/学び全般への向き合い方)・教育・仕事術・育児・サーフィン での気づきと学びを届けます。

【決定版】コミュニケーション能力を就活でアピールする時の正解とこの能力の本当の定義

でました!「コミュニケーション能力」

まずは、下のグラフを見てください。

 

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ご存知かもしれませんが、

16年連続で、

 

【企業が採用で重視した能力 第1位】

 

という求められる人材要件の

KING of  KING な能力です。

経団連の「新卒採用に関するアンケート調査結果」

 

この記事では

就活生を筆頭に

採用応募、選考過程において

 

「コミュニケーション能力」を正しくアピールするために理解しておかなければならない点を説明します。

 

これがわかれば、就活/転職で「おっ やるな」とコミュニケーション力の評価点は高く付けてもらえます!

 

 

わかっているようでわかっていない人が多いのがコミュニケーション能力です。

 

『意識して鍛えてきていない気がする……』

『よくコミュ力高いね、とは言われるけど……」

『説明しろと言われると、う~ん…てなるかも』

 

そんな声を学生から良く聞きます。

 

 

実は、

 

一番求められているが故に

アンマッチすると一瞬で

選考外行きなので、

実はアピールにおいては

一番デリケートで難易度も

高いです。

 

逆に、

 

 

これがしっかりアピールできれば

エントリーシートでも面接でも

グループディスカッションでも

周囲との違いをハッキリと

印象づけられるので必見です。

 

 

 

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『これといって、際立った特長や

経験、経歴もないけど、

コミュニケーション能力という

切り口ならアピールできそうだ!

と、ESや面接原稿を準備し、

猛アピールしたのに、

選考で落とされてばっかりで

打つ手が思い付かない。。。』

 

『コミュニケーション能力の高さを

わかりやすく伝える表現が

うまくまとまらない。』

 

『コミュニケーション能力が伝わる

エピソードはどれを用意したら

よいか迷ってしまう。』

 

『そもそもコミュニケーション能力って何?

わたしのこの経験とか、あの経験って、

コミュニケーション能力を発揮した

アピールに使えるよね??』

 

 

 

こんな悩みや迷いを抱えながら

就職活動をおこなっていたり、

行き詰っていたりするのであれば、

今からお伝えする本質を

しっかり捉えられているか

いまいちど点検してみてください。

 

これを知っているだけで、

これらの悩みからは解放されます。

 

次の選考活動でこの能力を

正しくアピールするイメージまで

完璧にわいてくるはずです。

 

ワクワクしながら読んで頂ければ

うれしいです(^^)

 

 

【コミュニケーション能力の種類】

 

ひとくちにコミュニケーション能力

といっても企業により定義は

絶妙に、もしくははっきりと違います。

また、時代や国によっても

定義が変わるからやっかいです。

 

まずは、自分の中に

定義の最低限のパターン

言語化しておきましょう。

 

①. 親近性/愛嬌

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・誰とでも仲良くなれるんです。

・わりと自分には皆こころを開いてくれる。

・会話がとぎれない様にテンポを維持できる

・けっこう集団の中では盛り上げたりムードメーカーかも。

 

コミュ力と聞いてこういったことが

思い付く場合は「親近性/愛嬌」

というパターンです。

 

企業がこれを求めているか

と言うと、はっきり言って

稀(まれ)でしょう。

 

かなり属人的な接客業や

立ち上がったばかりの会社や部署

などで需要があるといった程度です。

 

この手の特性を

自分語りでアピールするのは

おすすめできません

 

なぜなら、会社は

仲良くなれる人を

探しているのではなく、

いっしょに働きたい人を探して

いるのです。

“仲良し” と “仲間になる” ことは全然意味が違います。

 

 

②. 論理的な話し方

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『ん?他によく求められる“論理的思考力”と何か違うの?」

 

そう思われますよね。

 

きちんと違いがあるんです。

 

むしろ、そのいっこ上のレベルまで

求めらていると捉えてください。

 

論理的に思考をめぐらせた上で、

論理的に相手に分かりやすく、

相手を瞬時に説得できる様な発言

をその場で組み立てられるか

 

という能力をコミュニケーション能力

としているパターンです。

 

営業職やコンサル、

マーケティングや広告、

資格職(士業職)、

こういった職でコミュニケーション能力

と言われたら、この

「論理的な話し方」ができるか

を見られていると判断してください。

 

つまり、ESにしろ、

グループディスカッションにしろ、

面接中の問答やりとりにしろ、

 

論点への解を端的に提示し、

その理由や具体例を列挙し、

再び結論へ結び付けつつ、

 

自身が成長してきたこと

学びや気づきを得たこと

はたまた、この先ぜひ

期待してもらってかまわないこと

まで分かりやすく伝えることが

できているか、が選考基準だと

考えてください。

 

営業職だと①も大事かと

思われるかもしれませんが、

相手は圧倒的にこちらをみています。

 

というか面接やグループディス

カッションでは、あなたの

会話の質

みられているという、

その場でのいっぱつ勝負です。

話す内容でなく、会話の構成やもっていきかたの方を重視される) 

 

あまり過去のエピソードを連ねての

アピールはポイントにはならないでしょう。

 

わかりやすく伝わるように話そうと

言葉を選び、発する順番を選び

相手とやりとりしているか

という姿勢も評価しながら、

 

実際にその能力が発揮できているか

相手(面接官やグルディスの他者)

納得する空気がちょっとでも

生まれたか、という観点です。

 

 

③. 傾聴力/提案力

 

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これが新卒とかだと

一番多いかもしれません。

 

実際まずは若手に求めたい

資質でもありますしね。

 

何かと言うと

 

コミュニケーションとは

発信だけでなく、受信

その要素に含まれます。

 

きちんと受信して

次の発信につなげているか。

 

またそのうえでの発信が

 

・相手に有益なものか

・相手の求めていることに合致しているか

・相手に不満や疑問や違和感を抱かせていないか

 

 

こういう、

人間力という側面が強い

定義のされかただと思ってください。

(思いやりがある、とかひとの気持ちをくみとれる、という強みはコミュニケーション能力として言い換えられるということでもあります。そして需要も多いです。)

 

サービス業や営業職、

企画提案職。エンドユーザーと

直接対峙する職種、

などで求められた場合、

このパターンのコミュニケーション

能力です。

 

ふつうならこうだけど

私の場合はこうした、

こう考えた、こう動いた、

結果として相手は

こんな風にハッピーな結果に

なった、というエピソードがあれば

それをはなしてこの能力を伝える事が

できます。

 

また、②においても、

相手に論理的に分かりやすく

話すというのは、その根底に、

「相手の時間をうばうことなく、

いかにストレスなく話をきいて

もらうには。」

という相手の立場にたつという

この③のスタンスを

経由していたりします。

 

コミュニケーション能力って

そもそも、

心のあり方なのだ。

相手への向き合い方なのだ。

 

「そういうことを心得ています」というアピールになっているか

 

がポイントなのです。

 

【コミュニケーション能力をアピールする際の注意点】

 

というように、ひとくちに

「コミュニケーション能力」

といってもこのくらいの定義の違いは

認識をしておいた上で、

 

・応募先の人事や現場リーダーは

どの資質をもとめているのだろうか?

 

・職務内容や取引先や顧客との

やりとりシーンではどのパターンの

コミュニケーションが望ましいだろうか?

 

こういったところまで、

全て想像をめぐらせた上で、

自分のアピール準備へと進め

ましょう。これだけで

アンマッチが起きる確率が

激減します

 

相手にも自分にとっても

一番不幸なのは、求めている

コミュニケーション能力と、

入社後に発揮できる

あなたのコミュニケーション能力が、

お互いの定義が刷り合っていないまま

入社となった時です。

 

それこそコミュニケーションの

負荷、ストレスで退職するはめに

なりかねません。

 

なので、

 

※企業が求める

コミュニケーション能力の定義と

自分が自信をもって強みだと

言い切れるコミュニケーション資質の

パターンがずれていたら、

その職種へは応募しない方が良い

ということです。

同企業で他の職種を希望するか

別の会社や職種を探し直してください。

 

一番求められる能力なだけに、

一番“あなたの働き甲斐”も

左右するテーマである

 

ということを忘れないでください。

 

就職活動のフローのひとつに

「業界/企業研究」とありますが、

これは、業界や会社のスペックを

調べることだけでなく、

 

自分の資質、能力、

ポテンシャル、熱意、

が業界/企業/職種/職場環境

に合いそうかを照合する作業

という意味です。

 

ぜひ、コミュニケーションという

概念に対する考え方も

照合してみた上で、

自分のコミュニケーション能力の

売り出し方に活かしてみてください。

 

【まとめ】

★企業が求める能力1位の「コミュニケーション能力」をアピールするには、最重要なだけに、細心の注意を払わないと、もったいない

★まずは、コミュニケーション能力の定義のパターン(コミュニケーション資質のパターン)を3つ知っておこう。

  1. 「親近性/愛嬌」:仲良しと仲間は違うよ!
  2. 「論理的な話し方」:選考のその場でのいっぱつ披露
  3. 「傾聴力/提案力」:相手の立場にたてる人間性

★企業の求めているのは3つのうちどれ?自分が持ち合わせている資質はどれが強そう?できれば、ここがマッチしている職に就けると良い。(それを想像、想定するのが「業界/企業研究」という行為だよ。)

 

今回は以上となります。

ここまでおつきあい本当にありがとうございました。

 

今もし就職活動中であれば、

いまいちどコミュニケーション能力

の概念を相手と自分、

双方ともに

すりあわせてみてください。

 

そしてマッチングしているなら、

書類も面接やグルディスにおいては

他のどんな能力やスキルや経験より

この「コミュニケーション能力」の

アピールに一番をウェイトを割いて

勝負してみてください。

 

求めた能力1位ということは、

評価のウェイトも一番高いということです!

(配点の大きい科目を一番勉強しよう、というやつです)

 

☆☆そこで☆☆

 

このコミュニケーション能力の本質を学ぶには意外にも就活ノウハウ本より、ホスピタリティや対人関係スキル、そして恋愛!? に関する本を読むのが近道です!

就活/転職のスキルと相関性が高いポイントが吸収できるおすすめの書籍を3冊、最後に紹介してぼくからのエールとしたいとおもいます。

 

この3冊です。

 

 おもてなしの原点 わかる!使える!ホスピタリティの教科書

 

 言葉だけが独り歩きしがちなホスピタリティというマインドを醸成する具体的な内容が記されていて学生にも最適だとおもいます。

 

 伝え方が9割

 

こちらはいかに「相手に行動 を喚起させられるか」というテクニカルな伝達手法を広告やビジネスの事例を交えてイメージさせてくれます。採用担当者がおもわずハンコをおしたくなる伝え方のヒントになるでしょう。

 

 LOVE理論

 

まさに「恋愛マニュアル」ですが、ドラマ化もされ爆発的な人気となった内容ですね。恋愛にひそむ「相手の立場になって」「相手のことをおもって」心を添えるというスタンスが就活/転職、そしてビジネスシーンでも大活躍するとは。意外かもしれませんがけっこう本質だったりします。

 

どれも親しみやすい書籍なので就活/転職活動の息抜きがてら読んでも、コミュニケーション能力を高められる有意義なアイテムです。

 

ぜひ応募/選考活動がんばってください!

健闘を祈っています!

 

(就活をするうえで最も大事な自己分析。

こちらの定義についても考え方を示しているのであわせてご欄頂くと不安や迷いが和らぎます。)

yamasanword.hatenablog.com

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