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自己実現/幸せを探求する現代人へ。ぼくの生き様から勇気のカケラをとどけたい。やる気の出し方(自己分析、就職活動、転職活動、人生/学び全般への向き合い方)・教育・仕事術・育児・サーフィン での気づきと学びを届けます。

ストレスは「発散」でなく、「除去」「解消」をしよう!意味付け力(リョク)を身に付けストレスフリーへ

「ストレスの無い生活をおくりたい」
「最近ストレスに感じることが多くて辛い」
「ストレスフリーに生きている人に憧れる」
…つまるところ「(人生よくしたい。。。)」

 

こんな重圧や願いをかかえる瞬間はだれしもありますよね。
ぼくも8割がたそうでした。

今日はこんな状態から解き放たれるための心の持ち様についてお話します。


結論ストレスだと認識していることの半分は「意味づけ」する能力で撲滅できる!

 

本記事は、日常の中に幸せや満足感を取りもどすキッカケとしていただけるように
ストレスの除去法を珠玉の言霊をちりばめながらお伝えしていきます。

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ぼくは、ここでお伝えするストレスに対する心持ちや視点を得られたことで、
ストレスと認識するものはほとんど取り除けました
いまは家族と日々わくわくと暮らせています。
仕事も副業もやりがいをもって取り組めています。
そんな自分が好きでいられています。
(ありふれたアラフォー会社員パパの〝はしくれ" ですけれど。)

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また、この記事の中では、心の持ち様や視点を得るキッカケとなった良著3冊の引用部分もございます。
あなたやあなた周りの人の救いになるかもしれないので、気になったら覚えておいてください!
(ぼくも人から勧められたことで感謝できた本とコトバです。)

 

 悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

 

 

 嫌われる勇気

 

 ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)

 

まずストレスから解き放たれるために必須のプチ作業があります!

 

ストレスと認識していることを洗い出す

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洗い出すとは具体的には、
紙に書いたりテキストに起こしたりし、
言語化し可視化するということです。

例えばこんな感じで洗い出していけばよいです。

・今月の仕事内容がキツすぎる
・満員電車での通勤時間が長すぎて辛い
・残業が多すぎてしんどい
・仕事がみつからなくて不安すぎる
・内定が出なくて焦ってメンタルやられている
・通っている学校の校風がイヤだ
・申請の手続きが煩雑すぎてイヤになっている
・上司が威圧的すぎて顔を合わせるのが億劫だ
・部下が同じミスを繰り返しとばっちりをくらって困る
・クラスメイトのアイツが嫌味をいつも言ってくる
・親が勉強しろしろとウルサい
・彼氏が自分勝手でもう相手したくない
・姑がネチネチわずらわしい
・試験の結果が今回もふるわなかった
・頑張ってるのに査定が上がらない
・やりたいことがみつからない
・結婚してないの私だけじゃないか
・みんなそんなに収入あるんだ
・肌があれやすくなって不快だ
・腰痛がとれなくて集中できない


そうなんです。


ストレスといっても挙げればきりがないほどの
不平、不満、不快、不安、不都合、不健康、不条理、不毛、不幸…

が人それぞれのツブ感でさまざまな分野で挙げらるはずです。

上の例は過去にぼくがかかえたストレスが半分以上占めてますねw

 

ネガティブな感情=ストレス

と言えましょう。

 

いいんです!

自分がストレスだと認識するなら、

たとえ靴の中の小石でも、

どうにもできない悲しい出来事でも

その人にとってはストレスであり、『取り除けたら…』と願う対象です。

 

紙に書きだすだけでも精神的負担を軽減できるという「エクスプレッシブ・ライティング」という心理学的なアプローチだそうですが、ぼくは、もっと根本的にストレスを「除去」したかったので深堀りしていきました。

 

ストレスの粒をグルーピングしよう

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次の4つのタイプにざっくりでいいので分けてみてください。
タイプ間をまたぐものもあるでしょう。その場合はどっちにも振り分けてOKです。
ぼくはストレスはいつもこのどこかに当てはまります。

  • 環境要因タイプ
  • 人間関係要因タイプ
  • 常識、一般論要因タイプ
  • 身体的、健康的要因タイプ


注意!
どれにあてはまるか悩んだ際、他の人からみれば自分の能力のせいでストレスになっているだけ? みたいな自己嫌悪も、常識や他者視点も一切排除してください。
常に自分が正しいとし、環境や相手が悪いんだくらいにふりきって自分を第一にしてふりわけてくださいね。

例えば「お金が無くてヤバい」というストレスは、「環境要因」に入れる人もいれば、「一般論と比較してのストレス」と捉える人もいるわけで、どれが正解というものではないです。自分のものさしで構いません。


自分の頭でどこに要因をなしているのかと判断するプロセスの方が、この先の解消法では重要になってきます。

 

まずは気楽に仕分けてみましょう!

 

環境が要因のグループ

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これは国、地域、宗教、所属している会社や学校など自分がいる居場所や、持ち得る物理的、金銭的な事柄に起因してストレスとなっているものを当てはめます。

(遠くて辛い、仕事や勉強の難度が辛い、制約が窮屈、政治的社会的情勢からして仕方ない…… こういった類のものです)

 

人間関係が要因のグループ

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極論、あいつさえいなければ、で解決するようなストレスや相手の目や評価を気にするものや他人と比較していることが要因となっているストレスです。

 

常識や社会的通年、一般論が要因のグループ

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これは、世間体や空気に屈していることで生じるストレスという感じです。
(「40歳独身無職。う~ん…」みたいなストレスですね。)

 

身体的健康的要因のグループ

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けがや病気、性別や身体的特徴に起因するコンプレックスなどです。

※本記事ではこの4つ目のグループについては専門的な解消法が必要な為、3つ目までの自力で解消に向かわせることができるグループについてタイプ別にに解消法を示していきます!

 

ストレスタイプ別解消法

 

①環境要因タイプのストレス解消法

 

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☆ほんの少しで良いのでその環境、居場所から逃げましょう

 

逃げるなんてそう簡単にできるかよ?

そう思われますよね。ぼくもそうでした。

 

でもどこかで勝手にキャップをしているだけなんです。

 

ダメ元で、部署移動/クラス替え/引っ越し/転職/退職/退学…   こういったシフトを、1ミリでもいいので物理的環境が変わりそうな行動に挑戦してみる価値はあります。

 

このことを深く理解し、環境要因タイプのストレスを取り除けたのはこの本悩みどころと逃げどころ(小学館新書)のおかげでした。

対極的な二人の対談形式で、二人が意見をぶつけるさまをみる中で、読んでいるこちらも自分の考え方が変わっていく不思議な本です。

「逃げる」ってネガティブだから、「勝てないとわかったら、そんなところに居続けず、勝てる世界を探しに行きましょう」と言い換えてもいい ~中略~ やめることは逃げじゃなくて、自分の好きなもの、自分に合っているものを見つけるためのプロセスのひとつなんだから、絶対やっちゃいけないことではないんだよ」

この本でぼくは逃げることは前向きな選択なんだと、ことばの意味を解釈しなおしました。

実際に「逃げる」も実行したらこの手のストレスを撲滅できました。

 

課内で合わない業務内容に悩まされていたので、別のプロジェクトのタスクをやりたいと勇気を出して、あえて上司に聞こえるようにつぶやいただけなのに、それ以降、上司がよくぼくの能力を見てくれるようになり、結果、自分の志向と能力にあった部署のある拠点にまで異動させてくれました。
異動願いみたいな正式な交渉はしていないです。
ちょっと勇気を出して声にしてみただけです。

 

「逃げる」とか「やめる」とかってなんとなく絶対やっちゃだめなんだという雰囲気をまとう言葉ですよね。
でも実は自分を前進させるためのプロセスなんだと気づかされます。

そもそも新卒一年目ですぐ会社を(前むきに主体的に)やめてるぼくです。入社後のアンマッチを感じたら即とる行動 【再 自己分析】 - yamasanword blog ヤマサンワード ブログ

環境を変えることはもっとライトなことでいいですよね!

あとは、どう変えるかどの場所にシフトするべきかを嗅ぎ取るスキルもあれば、逃げた先ではプラスのことが多くなるというわけです。

 

そしてこのスキルはすでにあなたは持ち合わせています!


今このストレスを抱いているということはその対極にある理想像があるということ。

 

理想がおぼろげながら描けていればシフト先の状態を想定でき、一歩踏み出すことへのワクワク感をつくることは容易です。

 

逃げることは前向きです。

何度も声を大にして伝えたいです。


次に

 

②人間関係要因タイプのストレス解消法

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☆相手が変わることを求めず自分が変わる


この手のストレスはつきつめると相手との間柄において、
「もっと自由でいたい」とか、
「認められたい」とか、
見返りをもとめる姿勢が自分の中にあるものです。

強引ですが客観的にながめると、
「承認欲求」からくるストレスとひとことでまとめられるものがおおいのではないでしょうか。

 

もっと相手が

 

こうだったらいいのに
こうしてくれたらいいのに

 

その裏には

 

そしたら私はこういられる
こういう気持ちになれる

 

つまり、相手の在り方に結果を求めてしまっているというストレスです。

 

ぼくはこの本を読んでこの根本的な心得違いにきづきました。


『嫌われる勇気』

 

「他者からの承認を求め、他者からの評価ばかり気にしていると、最終的には他者の人生をいきることになります。」

 

見返りをもとめ、相手に期待するということは
相手の問題に介入していることであり、
自分ではどうにもできないことへ立ち向かっている状態なんだな、と理解しました。


同時に、相手からの要求や期待についても、
それに応じるかどうかは自分でコントロールできるけど、その要求や期待のレベルはこちらではコントロールできないもの。


受け入れすぎずに、求めすぎずに。

 

この距離感こそ人間関係の本質だと理解できてからは、相手を変えようと苦しむのではなく自分が変わってしまえば早い、と思えるようになりました。

 

自分を変えるというのは、


相手をみる目を変える

相手と自分の関係性を対等なものだと解釈しなおす

 

ということです。

 

人間関係で苦しむのって、客観的な事実でなく、主観的な解釈だったということです。

 

なので相手を変えるより自分が変わる(解釈を変える)ことが対策となるのです。

 

「なんでこの人はダメ出ししかできないんだろう。」

  ↓(こう見方を変えました)

「完璧主義で正義感がひと一倍強いんだな」「高みを目指すのは一緒だけど褒められないとやる気にならないから、良いところは自分で探して自分で褒めよう。ダメ出しされなかったところは逆にすごくいい感じってことだもんね」

 

こんな要領です。

 

でも正直いまでも難しいこともおおいです。
生きている以上次々と他者と接点をもつので、たまに「もうーっ!!」ってなる人もいますし、そのたびに自分の解釈を整理し、対等関係にリセットしていくのは大変です。


このタイプのストレスの究極の除去法は

 

「人と関わらないで生きる」

 

になっちゃいますからね。

 

それでも意味づけの仕方を訓練することでこの手のストレスは取り除けるということを、この本を読んだあと実践し、実感できたことは大きかったです。

 

最後に

 

③常識、一般論要因タイプのストレス解消法

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☆「前提」をグングンゆるくしよう

 

これは①②のタイプのストレスと関連もしてくきます。
ぜひ身に付けておきたいストレス解消法です。

 

ぼくらは常識、前提、世間体にしばられ、窮屈に生きてしまっている。それゆえのストレスです。

 

したがって、
そもそもの前提をゆるく構えておくという心づもりとスタンスがあれば、ストレスすら抱かないという手法です。

 

常識をうたがえって?そんなの逆にストレスになりそう。

 

反発を恐れる気持ちもわかります。

でも以下の実例はどうでしょうか?

 

「親は子のことをわかっているものだ」
「子は親の気持ちなんかわかっちゃいない」

 

こんな親子関係の前提ってよくアニメやドラマで描かれるものだから、ぼくらは親子関係の常識みたいなものがすりこまれてしまっています。

 

でも、

「親子だからといっても一定確率の割合で分かり合えないことだっておこるものだ」

と、はじめから構えていた場合、親側も子側も思春期、反抗期、進路探求期、それぞれの局面でどちらかが高圧的に決断を押し通すなんてことは少なくなると思いませんか。

 

「大学にいった方がいいって言っているのに。ま、わからなくてもいいわ。」

かあちゃんわかってねぇなー。イマドキはこれがイケてんだよ。ま、時代が違うし理解できなくてもしょうがないか。」
「へぇ、そうなの。全然イケてる気しないけど、ま、ご機嫌ならいっか」

 

こんな風に親子がほどよい距離感で対等に、違いがあるのが当然だと認めあえていれば、どちらも大きなストレスになる確率は低いです。

 

そうです。

 

わかってもらおうという相手への見返りには介入していないわけですから。

 

そして、これもそう。

 

結婚観とか世帯主像とか女性像、男性像。

 

「結婚していないと老後はさみしい」
「持ち家もって一家の大黒柱として立派になるのが大人」
「女は(男は)こうあるべきだ」

 

こういうのもまわりの雰囲気が常識っぽくしているだけでよくよく考えるとどうでもよいものばかりです。

 

結婚してても老後はさみしいよ…
家もってなくても豊かにくらせるよ…
女も男もすごい人はすごい。

 

現実はこうですよね。

 

固定概念や周囲の同調圧力によるストレスなんて不要です。

 

ただそう思いきること、言い放つことに気が引けているだけです。

 

いろいろな人を見て、様々なケースを知るというインプットをし、自分のものさしを広げることで、あらゆる前提にゆるく構えられるようになれればストレスフリーになれます。


そんなインプットのきっかけになったのがぼくの場合この本でした。


『ゆるく考えよう』

自分を縛っているものは、それは社会的規範であり世間の目です。
しかしさらにいえば、自分の心の中にある「自己保身欲」や「プライド」「不安感」といったものが自分の生き方を強く縛っていて、本当の意味で自由に生きることを妨げていると気づいたのです。


自分を窮屈にしているは自分のもののみかたやとらえかた

 

このようにそこにある「前提」に対して意味づけを変えるだけでストレスと認識していたことがほとんどバカらしく思え、吹き飛びます。


さいごに

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ここまでお読みいただき、「意味づけする」という解釈力がストレス除去のカギとなっていることがおわかりいただけたかと思います。


この力の有無は、自分のものさしをひろげ、ものの見方や考え方を自分基準にできるかどうかできまります。

 

そのためにぜひとも現状にとどまらず、ほんの少しの行動でよいので、アクションをおこしてください

 

自分の反応を知り価値観を再認識し、それをもとにものごとを選択することが自分の人生を生きるという「自由」なんだと勇気にしていただけたらと願っています。

 

さいごまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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